こんにちは、サモア小学校隊員のかまちゃんです。
「二次では一体何が出るんだー?」
「やっぱり圧迫面接なのかな…不安。」
と思っている『二次受験者の方向け』の記事となっています!
『二次試験』ではあまり難しいことは聞かれません!
自分が途上国で活動したいという想いを面接官に思いっきり伝えていきましょう!焦る必要も不安になる必要もありません。
とは言っても、準備することはいくつかあるので、この記事で紹介して行きます!
Contents
二次試験で行われること
二次試験で行われることは以下の通り。
二次試験の内容
- 技術面接
- 人物面接
- 参加可能時期のヒアリング
- 健康チェック(該当者のみ)
- 他の受験者との初対面!
東京などで二次試験を行う方はほぼ一日かかります。
なのでお昼とか持って行った方がいいですねー
では、1個ずつ見ていきましょう!
技術面接
自己PRを用意しておこう
僕が受けた試験ではまず
「自己PRを二分間でお願いします。」
から始まりました。
他の職種ではわからないのですが、
小学校教育では技術、人物面接ともに自己PRがありました。
初っ端から好スタートをかます事ができるので、準備しておきましょう!
自分のセールスポイント、つまり強みを生かすことを考えると作りやすいです。
さらに自分の弱みを把握しておきましょう。
強さと弱さは表裏一体
『技術面接』で聞かれることは?
技術的な質問、聞かれることは基本的に一次試験の時に提出した書類から出ます。
僕は一次試験の書類試験で
- アクティブラーニング
- 現地の先生と一緒に授業をする
という内容で書いた。
なので
- 「アクティブラーニングってどういう教育?」
- 「それをどうやって現地の人に伝えていくの?」
- 「アクティブラーニングを伝えるためにはまず、自分がやって見せなきゃ」
という感じで聞かれました。
他の受験者と話していたら
- 円周率ってなに?
- 大学ではどういったことをしていたのか
- 教育実習は行ったのか
- 教育実習で辛かったこと、楽しかったこと
などなど、人によって様々です。
二次試験の内容は、一次試験で自分が書いた書類から聞かれます!
一次試験の内容を必ずチェックしておこう!
人物面接
あなたのストレスチェックのお時間です!
『人物面接』は『技術面接』と真逆で優しそうな顔をした面接官に、根掘り葉掘り聞かれます。
人物面接で聞かれたことの例
- 「なんで協力隊にいきたいの?」
- 「どこの国にいきたいの?」
- 「親と職場の許可とった?」
- 「今世界情勢危ないけど、どこ行っても平気?」
- 「好きなものと嫌いなもの教えて、あと理由も。」
覚えている限りこんな感じ。
面接というよりかは、久しぶりにあった親戚のおじさま方とお話をしている気分でした。
質問の意図を読み取ることも重要ですが、しっかりと
「自分がなんで協力隊に参加したいのか」
を相手に伝わるように話せるとよいですね。
また、『技術面接』は「あなたの任国でのストレスチェックをしている」とも言われている面接です。
何を聞かれてもあたふたしないで、ゆっくり自信を持って話しましょう!
技術面接で自分が協力隊に行きたい熱量を出し切って行きましょう。
参加可能時期のヒアリング
このヒアリングは
「あなた合格したらいつから訓練所入れます?」
というもの。
合格に直接は影響ないものの、派遣要請や派遣国によっては「7月出発のみ」みたいな国もある。
さらに余裕がある人は帰国時期も顧慮すると良い。
例えば、大学院進学している人や帰国後に最短で就活がしたい人。

自分の今後の予定と希望時期を考えておこう!
健康チェック
実は二次試験最難関!
健康チェックは該当者のみです。
一次試験で提出した、健康診断にひっかかった方がカーテンレールの後ろに案内(連行)されていきます。
実は、『健康診断』は一番の難関ポイントとして有名。
なぜか?
JICA側からすると、
「健康に問題を抱えている隊員(持病とかヘルニアとか)が任国を派遣する」
ということは、かなりのリスクを伴います。
もし、その隊員のヘルニアが悪化して任国で治療ができない、となった場合『一時療養』として日本に一旦帰国になりますよね。
そうなると、JICA側としては、その手続きや費用も負担する可能性とその負担が大きくなります。
さらに、派遣先に隊員がいなくなってしまうので、進行中のプロジェクトが途中で中止になってしまうことも考えられる。
僕が病気にかかったときのことを下の記事で紹介しています。

要するに、今判明している病気で帰国させるのは多方面に影響がでるので、参加したいなら健康状態を良くして参加してくださいね!
と言っているようなもの。
健康状態バンゼンで協力隊に参加することをおすすめします。
完治させてから参加する人も少なくありません!
アツい気持ちとあなたの素晴らしい能力を健康面でさらに飛躍させよう!
他の受験者と初対面!
僕個人的に、他の受験者と会話をしている時間が一番印象に残っています。
大学では受ける人はいたけれども、卒論を書いていたりでなんだかんだ協力隊やどこいきたいのか、なんて話はしなかった。
だけれども、面接会場に来て他の参加者と話しているうちに色々な職種だったり、バックグラウンドを思っている人と情報交換ができて、試験後もモチベーションを保てました。
さらに面接終了後、
「訓練所で再集合だね!速達希望!」
と合格祈願で乾杯しました。
(合格者は速達で訓練案内が来ます)
今でも連絡を取り合ったり、まさかの任国、派遣時期も一緒の人もいます。笑
訓練所での生活は大変だけど、2年間の仲間ができる。
これからの人生にも大きく関わってくる仲間になるはず。
最後に
二次試験はしっかりと準備すれば問題ありません。
・自分の「強み」と「弱み」を把握する
・とにかく「リラックス」。焦りは禁物!
・自分の協力隊へのアツい気持ちを出し切る。
・健康は何よりも大切。協力隊員はみんな口を揃えて言ってます
面接会場であった人ともしかしたら訓練所で再開できるかもしれないですよ!!
最後まで見れくれた方ありがとうございます!